大きなコナラの伐採

この度、大きくなり過ぎてしまったコナラの伐採を行いました。

家屋きわっ際のコナラの伐採です。

胸高直径で70cm、樹高27m。材積はざっと計算しただけでも4立米を超えます。

屋根の上に生い茂り、更に下ろす場所が極めて狭い為、枝を小さく切りながら下ろす必要がありますが、枝を小さく切るためには必然的にほぼ最上部、直径10cm以下の枝まで登らないといけません。アンカーは5、6cmの枝の股です。コナラだからいいようなもので、小生体重80キロ、とってもしなります。

写真にはありませんが、重機を使用しない搬出では、太い樹木は全て輪切りの銀杏切りで持てる大きさにしてから運び出します。排出される切子も尋常な量ではありません。


今回、シンボルツリーだったこともあり伐採の可否を熟考されたようですが、土地を自然にお返しするのでなければ、どういう形であれ自然との折り合いをつけていかなければなりません。樹木が小さいうちは適度な手入れを行いつつずっと一緒に過ごすことができますが、過度な保護や放置により、一度大きくなってしまうと共存する為の選択肢はとても少なくなると感じます。

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