樹高25m程、胸高直径50cmぐらいのモミの木とそれより少し小振りなカラマツの伐採。
モミの木は途中10m付近で二股に分かれていてその分枝も多いです。
最近細い木ばかりでしたのでちょっと身構えます。
モミの枝は細く見えますが腕ぐらいの太さがあるのと、下には各種カエデや街灯があり全ての枝をロープで吊るし切りにしましたので膨大な時間がかかります。下に何もない時に比べると倍以上の手間です。
この日は風もなく気持ちのよい日でしたが、午後は後ろから陽が照りつけて少しばててしまいました。
続いてカラマツの枝落しです。ある程度まで切りながら登り先を切り落としました。
二本の大きな樹、モミの方は常緑樹ですので一年中暗い影を落としていましたがこれですっきり、一気に空が開けました。
上から景色を撮ってみましたがさすが軽井沢町、辺りを見回してみても飛び出た建物はなく、どこまでも針葉樹の頭が続いておりました。
あとは上からぶつ切りです。モミは樹液の量がすごく全ての道具や作業服がやにまみれです。樹皮にヤニ袋がありそれを潰しただけでしたたる程のヤニが溢れ出ます。
ここが一番好きなところ。最後の伐倒です。
動滑車で引き倒します。重心が極端に傾いていない限りこれで十分。急遽この現場のお施主様のご意向で高切りすることになりました。